松島町内の埋蔵文化財
松島町には縄文時代から江戸時代まで、約100ヶ所の遺跡があります。松島湾周辺は特に貝塚が集中する地域でもあり、松島町の西の浜貝塚、七ヶ浜町の大木囲貝塚、東松島市の里浜貝塚などがよく知られています。
埋蔵文化財包蔵地内および隣接地での工事について
埋蔵文化財包蔵地(=遺跡)の範囲内、または隣接する場所で工事を行う際には事前に手続きが必要となっています。建物の建築や水道管の敷設のほか、樹木の抜根など掘削を伴う工事は基本的に全て対象となります。また、地盤安定のための杭打ちなど地下に影響を与える工事も手続きが必要となる場合があります。工事着手の60日前までに手続きを終了する必要がありますので、工事計画の段階からお早めにご相談下さい。
【注意】
既知の遺跡が無い場所であっても、大規模開発の場合は工事前に文化財担当者による踏査が必要となることがありますので、事前のご相談をお願いいたします。
様式等ダウンロード
通知様式(国、地方自治体、NTT用) [ 248 KB zipファイル]
参考
遺跡の場所や大まかな範囲、名前等は宮城県遺跡地図で確認することができます。また、宮城県内での埋蔵文化財の取り扱いについては「埋蔵文化財保護の手引き」に詳しくまとめられています。以下のリンクおよびファイルからご確認下さい。
www.pref.miyagi.jp/site/maizou/bunkazaimap.html
その他
瑞巌寺は境内全域が瑞巌寺境内遺跡となっており、今までの発掘では平安時代に塩づくりを行った跡や鎌倉・室町時代の建物や井戸の跡などが見つかっています。平成の大修理に伴って行った発掘調査では、瑞巌寺本堂の下から中世の寺院跡と見られる石敷や柱の礎石などが発見されました。
登録日: / 更新日: