人とペットの災害対策については、一人ひとりが心構えを持って、普段から必要な備えを行うことが大切です。

以下の内容を参考に災害対策を行いましょう。

ペットの同行避難について

「同行避難」とは「災害発生時に、飼い主が飼育しているペットを同行し、避難場所まで避難すること。」と環境省ガイドラインで示されており、

避難所で人とペットが同一の空間で居住できることを意味するものではありません。自宅での安全が確保されていれば、在宅避難も選択肢の一つです。

※身体障がい者補助犬(盲導犬、介助犬及び聴導犬)については「身体障がい者補助犬法」により避難所への同伴避難が可能です。

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/disaster.html

 環境省ホームページ「ペットの災害対策」

 同行避難の基本となるマナー
1.飼い方のルールを守ること

 放し飼いやふん尿の不始末は、周囲に迷惑をかけます。
 日頃から、犬はつないで散歩しましょう。また、必ず、ふん尿の始末をしましょう。

 ※猫は室内で飼育しましょう。

2.ペットに身元表示をすること

 ペットが放れてしまった時、身元表示がないと飼い主の元に戻ることができません。
 迷子札やマイクロチップを身につけさせておきましょう。
 ※犬には、犬鑑札と狂犬病予防注射済票の両方を身につけさせましょう。

 ※猫には、首輪や迷子札などを身につけさせましょう。
 ※マイクロチップは破損や紛失の心配がないので、より安心です。

3.ペットの健康管理をすること

 ワクチン接種やノミダニ駆除をしていないと周囲に感染症の心配をかけます。
 災害時でも人とペットが少しでも気持ちよく過ごせるよう、ペットの健康管理をしましょう。

 ペットのための備蓄品

 □療法食、薬(必要なペットには必ず用意)  □5日分以上のフードと水、食器

 □予備の首輪、リード(伸びないもの)    □飼い主の連絡先やペットの情報を記録したもの

 □ペットシーツ、トイレ用品、好きなおもちゃ、ブランケットなど

災害に備えて

避難が必要になった時、ペットとどこにどのように避難するか、予め考えておきましょう。

また、災害でペットが負傷した場合のために、近隣の動物病院の場所や災害時にペットを一時的に預かってもらえる友人・親戚も普段から考えておきましょう。